レースの種類

クロッシェ・レース Crochet Lace

かぎ針編みの事です。

クロッシェ・レースの種類

アイリッシュ・クロッシェ・レース Irish Crochet Lace

ニードル・レースに似せて作った上品なクロッシェ・レースです。

特長
モチーフの周りが盛り上がる様に仕上げるのが特長です。
「じゃがいも飢饉」があった1846年のアイルランドの農民たちが、このレースを輸入して外貨を得ていたことで世界的に広まったレースです。

クロッシェ・レース Crochet Lace

かぎ針編みのレースです。
細編み、長編み、くさり編みなどで模様を作ります。

特長
編み目の透け感が特長的な技法です。
19世紀中期にはヨーロッパでは人気のレースです。

編み方の種類

パイナップル編み
文字通りパイナップルの柄を現したデザインです。

方眼編み
方眼の目様に編み、その中に長編み等で模様を描いたデザイン。

モチーフ編み
同じモチーフを後で繋ぎ合わせた編み方。

グロ・クロッシェ
大きな立体的なモチーフ編み。


ニードル・レース Needle Lace

縫い針(ニードル)と糸だけで、かがりながら作る技法です。
アンティークの代表的なレースですね。
ボタンホールステッチが主に周りの糸に引っ掛けて縫っていきます。
刺繍の様に一針一針縫っていきます。
ボビンレースよりも手間と時間のかかるレースです。

ニードル・レースの種類

グロ・ポワン Gros Point

「大きなレース」の意味です。
大きなモチーフをボタンホールステッチで盛り上げていく技法です。

特長
ダイナミックな大きな柄が特長で、18世紀頃には男性の洋服には欠かせないレースになりました。

ポワン・ド・ネージュ Point de neige

モチーフに盛り上がりがあるのが特長です。
「ネージュ」は雪の意味があります。
雪の小さな結晶を表しているピコットが沢山のが特長です。

レデイセラ Reticella

初期のニードル・レースです。
カットワークやドロンワークと併用して作られる技法で、生地の糸を抜いて格子状にボタンホール・ステッチで模様を作っていきます。
レディセラは「小さい格子」の意味です。


タティング・レース Tatting Lace

シャトルと言う糸巻き気を使って一本の糸で編んでいく技法です。
今でも人気の技法ですね。
小さなシャトル一つで作られるので、18世紀には貴婦人の間で流行り、このシャトルを持った肖像画を描くことがステータスのようでした。

テープ・レース Tape Lace

リボン・レースとも言われております。
その名の通りテープやリボンを使って刺繍をしたレースの総称です。
図案に沿って一筆書きの様にテープを留めてその間をステッチで埋めていく技法です。
日本でも愛されているレースですね。

バテン・レース Battenberg Lace

テープ・レースの一種です。
テープ・レースと同じ技法です。
日本では明治時代に入ってきて、新潟、上越高田で冬の内職としてバテン・レースが作られた事が始まりです。
日傘・ハンカチなどが作られています。